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山本握微について

1982年、堺生まれ堺育ち。劇団乾杯主宰。「普通芸術」をキーワードに、普通に会社員として勤務する傍ら、各種の芸術活動を行う。高校在学中一人文藝部で開催した「机上文藝」を原型にして、07年「運動展」一連のプロジェクトが吉原治良賞記念アートプロジェクト(大阪府立現代美術センター主催)に入選。選考期間中「方法にホウホウと感嘆するのは簡単なこと」(他の入選作家の方法論を借用して制作)「ここ以外は素敵ですぜ」(他者の作品に対する言及を展示)「レクチャーしなくちゃ」(独自に講師を招いて連続してレクチャーを開催)など多彩な展開をするも、「平明でありながらも不思議な間合いを持つ言語感覚には、大いに魅せられる」(建畠哲、国立国際美術館・館長)と、企画書の内容でなく用いられた言葉に評価が集中する異例事態が発生し落選。08年、築港ARC発ポッドキャストにて芸術時評「見届」を全12回に渡って担当。現在、「今行処」(行先所在共有メーリングリスト)、「普通メセナ」(自治体や企業に拠らない自由自発的文化支援)、「中之島定点観測」(新設のアート施設を監視)などのプロジェクトを通じ、芸術を実用の視点から再検討する。

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山本握微 - Yamamoto Akubi - Email : akubi(at)kiwamari.org