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業務日報

7月10日(金)

賞与支給日。ほんの数年前は、今の倍くらいはあったみたいだが、恐ろしや、世界恐慌、は関係あるのか、ないのか、よくわかんないが。そういえば、毎回支給の際、同業他社の額も知らされるのだが、今回それなかったな。言い忘れただけかもしらんが、多分、世界的、業界的、な以上に、弊社独自のオリジナリティ溢れる失墜があって、他と較べるのもあれだったんでしょうか。

数日前の日報で、

……専門芸術家の作品が、如何に優れた普遍性をもって大衆をも巻き込んでも、決して真に届くとはいえない……

と書いたけど、すみません。それがそうなら、世の大半の芸術は大衆に届いてないってことになりますね。それは違いますね。すみません。勿論、そう言おうと思えば言える、が、それ言っちゃうと、お前の人格を構成する、これまで観てきた芸術は何だったの?って話になる。

ここで、何時も躓くんだった。普通芸術問題。普通芸術は、ある種の倫理観、を基軸にしているのは確かなので、どうしてもその存在理由は専門芸術を排他的にみる。てやんでえ、って。が、普通芸術は、専門芸術の成果なしには成り立たない。かといって、そう簡単に専門芸術を肯定してしまうと、普通芸術ってただの会社員の余暇じゃん、ってなる。

そこらへん、はっきりさせず、なあなあでも構わないんだが。でもやっぱりはっきりさせておかないと。というのは、アレやりたいんだよな。古式に則って。アレってのは、まあアレです。芸術宣言。お恥ずかしい限りです。

音楽を聴いてる。山本正之「さよならNIPPON」。いい曲です。格好良さとキュートさと、ロマンと未来とトレンディと神話とシュールと技巧が詰まったうた。歌詞の何処を切り取っても素敵。

山本握微 - Yamamoto Akubi - Email : akubi(at)kiwamari.org